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スプリンターズS、テイクオーバーターゲットが押し切る

  • 2006年10月01日(日) 15時40分
 1日、中山競馬場で行われたスプリンターズS(GI・芝1200m)は、J.フォード騎手騎乗の1番人気テイクオーバーターゲット(セン7、豪・J.ジャニアック厩舎)が先頭争いを制すると、直線内から伸びた10番人気メイショウボーラーを2.1/2馬身差退けて優勝した。勝ちタイムは1分08秒1(良)。さらにクビ差の3着には16頭立ての最低人気タガノバスティーユが入り、2番人気シーイズトウショウは8着、連覇を狙った3番人気サイレントウィットネスは4着に敗れた。この結果、3連複はJRA重賞での最高配当となる569,750円、3連単はJRA・GI最高配当の2,637,570円という大波乱となった。

 勝ったテイクオーバーターゲットは、父Celtic Swing母Shady Stream(その父Archregent)という血統の豪州産馬。03年にオーナー兼トレーナーであるジャニアック師によって、1250豪ドル(約11万円)という安値で落札されていた。04年4月のデビュー戦から無傷の7連勝で同年サリンジャーS(豪G1)を制した。その後は精彩を欠いていたが、05年末から復調を示すと、年明け初戦のグローバル・スプリント・チャレンジ第1戦ライトニングS(豪G1)で優勝。第3戦キングススタンドS(英G2)も制したほか、第4戦ゴールデンジュビリーS(英G1)でも3着。前走の第5戦セントウルS(GII)では2着に入り、日本の競馬に対する適性の高さを示していた。通算成績23戦13勝(重賞6勝、JRA・2戦1勝)。

 なお、今年のグローバル・スプリント・チャレンジは、6戦目の同レースを制したテイクオーバーターゲットが合計53ポイントとし、最終戦の香港スプリント(香G1)を残してシリーズ優勝を決めた。テイクオーバーターゲット香港スプリントを制した場合は、ボーナスとして100万ドル(約1億1800万円)が与えられる。

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