19日、函館競馬場で行われた1R・2歳未勝利(牝、芝1200m)は、木幡初広騎手騎乗の1番人気キョウエイエルメス(牝2、美浦・藤原辰雄厩舎)が、スタートから先手をとると、直線に向いてもリードを保ち、2番人気ハツノボリに1馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分10秒8(良)。さらに1.1/4馬身差の3着に3番人気パスピエが入った。

　勝ったキョウエイエルメスは、父ワイルドラッシュ、母は00年ファンタジーS(GIII)を勝ったタシロスプリング(その父マルゼンスキー)という血統。5日のデビュー戦(牝、函館・芝1200m)はルシュクルから3/4馬身差の2着だった。通算成績2戦1勝。