JRAは30日、09年ダービー卿CT(GIII)を制した
タケミカヅチ(牡5、美浦・大江原哲厩舎)が、30日に放牧先の山元トレーニングセンターにおいて、出血性大腸炎のため死亡したと発表した。
タケミカヅチは07年7月の新馬戦でデビュー勝ちを収めると、翌年には、
弥生賞(GII)で3着、
皐月賞(GI)で2着に好走するなどクラシック戦線を賑わせた。新馬戦以来の2勝目となった09年のダービー卿CTで重賞初制覇を達成。今春、股関節痛による長期休養から復帰を果たしたが、前走の
エプソムC(GIII、16着)が最後のレースとなった。通算成績19戦2勝(重賞1勝)。
■大江原哲調教師のコメント
「
タケミカヅチは私にとって一番思い出のある馬です。安らかに眠ってほしいと思います」
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。