16日、旭川競馬場で行われた
ブリーダーズゴールドC(3歳上、交流GII・ダート2300m、1着賞金4000万円)は、齊藤正弘騎手騎乗の1番人気
ギルガメッシュ(牡4、北海道・
角川秀樹厩舎)が、2番手追走から徐々に進出すると直線に向いて抜け出し、差を詰めた3番人気
ビーファイターに3馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは2分36秒2(重)。さらに1/2馬身差の3着には4番人気
オースミシュネルが入った。
勝った
ギルガメッシュは、
父サクラローレル、
母ギルガドール(
その父コリムスキー)という血統。05年5月にデビューし、5戦目で初勝利。その後も勝ち星を重ね、昨年の
北海優駿(旭川・ダート2100m)で重賞初制覇を挙げた。今年に入ってからも
赤レンガ記念(門別・ダート1800m)、ステイヤーズC(旭川・ダート2300m)を制しており、今回、重賞4勝目を交流重賞制覇で飾った。通算成績24戦9勝。
このレースで地方所属馬が優勝したのは89年
フェートノーザン(笠松)以来18年ぶり。ホッカイドウ競馬所属馬としては初となる。
なお、このレースに出走予定だった
JRA所属馬4頭は、
JRA施設内からの移動が防疫上の理由により制限されたため、競走除外となっている。