28日、阪神競馬場で行われた3R・メイクデビュー阪神(2歳新馬、芝1800m)で
ベストメンバー(牡2、栗東・
宮本博厩舎)が優勝。騎乗した
福永祐一騎手(31、栗東・フリー)は
JRA通算勝利数を984とし、父である福永洋一元騎手(59)の通算勝利数983を上回った。
福永祐一騎手は76年12月9日生まれ、滋賀県出身。96年にデビューし、これまでに99年
桜花賞(
プリモディーネ)、02年
阪神ジュベナイルフィリーズ(
ピースオブワールド)、04年
オークス(
ダイワエルシエーロ)、05年
桜花賞(
ラインクラフト)など
JRA・GIを13勝しており、海外でも02、03年クイーンエリザベス2世C(香G1、
エイシンプレストン)、05年アメリカン
オークス(米G1、
シーザリオ)などを制している。28日阪神3R終了現在の
JRA通算成績は8819戦984勝(重賞63勝)。
父である福永洋一元騎手は、48年12月18日生まれ。68年に騎手デビューし、70年から9年連続で年間
最多勝利騎手に輝くなど活躍。主な勝ち鞍には71年
菊花賞(
ニホンピロムーテー)、72年
天皇賞・秋(
ヤマニンウエーブ)、76年
天皇賞・春(
エリモジョージ)、77年
桜花賞(
インターグロリア)、77年
皐月賞(
ハードバージ)、78年
桜花賞(
オヤマテスコ)などがあり、通算5086戦983勝の成績を残した。04年には競馬の殿堂入りを果たしている。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。