
アドマイヤキッスは桜花賞と同じ舞台の阪神1600mで前哨戦のチューリップ賞1着。1勝馬で、なおかつ6ヶ月のブランクもありながら2番人気は、それ自体が驚嘆に値するものだが、外々を回るロスの多い競馬にもかかわらずキッチリ抜け出したレースぶりは、さらに衝撃的。少し低調な今年のメンバーなら素質・スケールはNo.1。叩いての良化も確実だけに、ここは文句なく主役級の評価。
コイウタは他馬より1kg重い55kgを背負って菜の花賞→クイーンCを連覇。ここにきての地力強化は明らかだし、展開不問のレースセンスの良さも大きな魅力。阪神ジュベナイルF6着は渋った馬場を気にしたもので、一瞬の切れが生きる良馬場なら阪神コースも問題なし。直前の長距離輸送というリスクを避け、早めに栗東入りした点にも好感が持てる。
キストゥヘヴンは中山1600mの大外枠という厳しい条件下で未勝利戦を好タイム勝ちし、続くフラワーCでは見事にGIIIをゲット。初距離1800mでも難なく折り合い、弾けるように伸びたレースぶりが光る。タメる形なら終いは切れるタイプだけに、1600mの早い流れは歓迎。初の長距離輸送さえクリアできれば、GIのこのメンバーでも上位争い可能。
フサイチパンドラはきんせんか賞1着→フラワーC2着。気難しさがネックとなり伸び悩んでいたが、馬任せの積極策に転じることでキッチリ結果を出してきた。新馬戦6馬身差圧勝→阪神JF3着が示す通り、元より素質は一級品。桜花賞出走権を得るため短期間に2度の中山遠征、その点は少し気になる材料だが、体調面さえOKならチャンスは十分。
阪神1600mでドラゴンウェルズ、フサイチパンドラを破って500万勝ち、チューリップ賞クビ差2着も好内容のシェルズレイは今回も争覇圏内。予想される速めの流れなら、切れ味あるアルーリングボイス、ウインシンシアにも浮上の余地。馬場が渋るようなら、追い通しでもバテずに伸びるテイエムプリキュア(阪神JF1着)、しぶとい先行力が身上のアサヒライジングが台頭。
2006年04月04日
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