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【ヴィクトリアM予想】Bコースで行われるヴィクトリアマイルのトラックバイアス

  • 2024年05月07日(火) 18時00分
馬場虎太郎

▲昨年はソングラインが優勝(撮影:下野雄規)


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 先週までの東京芝はAコースで行われていたが、今週からBコースに替わる。

 2021年から2023年の間、2回東京開催に行われた芝1600mの「4枠より内枠」の枠順別成績は「Aコース」時が複勝率14%、「Bコース」時が複勝率26%、Cコース時が複勝率18%。

 東京芝1600mは近年、外有利になりやすい。それでも、この開催のBコース時に限って内枠が有利になる。

 同様に、内を通りやすい先行馬も有利だ。2021年から2023年の2回東京開催に行われた芝1600mで最初のコーナーを5番手以内で通過した馬もAコース時が複勝率27%、Bコース時が複勝率33%、Cコース時が複勝率16%。

 2回東京開催でBコースを使用する東京芝1600mに限り、先行馬、内枠が有利になりやすい。

 ヴィクトリアマイルも傾向通り、内枠が有利。2021年以降で3着内に好走した9頭のうち7頭が4枠より内。

 最初のコーナーを5番手以内で通過した馬は2023年、2022年と複数頭が3着内に好走。2021年は3着内には入っていないものの、ディアンドルが14番人気4着、シゲルピンクダイヤが13番人気5着と人気薄の先行馬が恵まれた

 先行馬、内枠を狙いたい。

馬場虎太郎

▲コンクシェルに期待したい(撮影:下野雄規)



 コンクシェルは連勝中。近2走ともに1800mで特に前走は時計のかかる馬場コンディションでの逃げ切り。

 今回は1600mで軽い馬場コンディションも想定されるため、通常であれば不安な材料となる。だが、出走メンバーに速い先行馬が皆無のメンバー構成。無理に主張する必要はなく、マイペースで運べる可能性もある。

 想定される馬場状況から、内枠に入れば恵まれる可能性は高いだろう。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のヴィクトリアマイルの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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