8日、5月28日に東京競馬場で行われた
日本ダービー(GI)で9着となった
トーホウアラン(牡3、栗東・
藤原英昭厩舎)が、右第3中手骨を骨折していることが
JRAから発表された。完治には3か月以上かかる見込み。
トーホウアランは、
父ダンスインザダーク、
母ヒドゥンダンス(
その父Nureyev)という血統。半姉に04年
栄冠賞を制した
アブソルートダンス(
父エンドスウィープ)がいる。今年1月のデビュー戦を勝利で飾ると、続く
セントポーリア賞(3歳500万下)も制して2連勝。
スプリングS(GII)では3番人気で10着に敗退したものの、
京都新聞杯(GII)で重賞初制覇を果たし、前走の
日本ダービーに臨んでいた。通算成績5戦3勝(重賞1勝)。
今年のダービー出走馬には故障が相次いでおり、
ドリームパスポート(3着)や
マルカシェンク(4着)、
ヴィクトリーラン(競走中止)などが骨折で戦列を離れている。