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種牡馬ラストタイクーンが死亡

  • 2006年06月13日(火) 21時00分
 シャトル種牡馬として日本でも活躍したラストタイクーン(牡23)が5月27日、繋養されていたドイツで死亡していたことが分かった。

 同馬は、父トライマイベスト母Mill Princess(その父Mill Reef)という血統の愛国産馬。現役時代は86年にキングススタッドS、スプリントチャンピオンシップ(共に英G1)、BCマイル(米G1)などG1・3勝を含む13戦8勝(重賞6勝)という成績を残し、87年に愛国で種牡馬入り。代表産駒に93年のクイーンエリザベスII世S(英GI)を勝ったビッグストーン Bigstone、94年のエクリプスS(英G1)を勝ったエズード Ezzoudなどがいる。

 その後、89年からシャトル種牡馬の先駆けとして、豪国やニュージーランドで種付けを行い、95年からは日本でも繋養され、02年の桜花賞アローキャリーや、97年のマイラーズC(GII)を勝ったオースミタイクーンなど重賞ウイナーを多数輩出。世界各国で活躍馬を送り出した。主な後継種牡馬としては、04、05年ファルマスS(英G1)連覇などG1・5勝を挙げているソヴィエトソング Soviet Song、96年仏オークス(仏G1)馬シルシラ Sil Silaや、99年ジャパンC(GI)2着のインディジェナスなどを輩出したマルジ Marjuや、01年宝塚記念(GI)を制したメイショウドトウ父ビッグストーンなどがおり、メイショウドトウも、昨年から産駒を送り出している。

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