11日、北海道・苫小牧のノーザンホースパークで行われているJRHAセレクトセールで、上場番号300番・
マストビーラヴドの2006(牡、
父スウェプトオーヴァーボード)が、1億4000万円でダーレー・ジャパン(株)に落札された。
母マストビーラヴド(
その父サンデーサイレンス)の代表産駒には、05年
桜花賞、
NHKマイルC(共にGI)を制するなど重賞5勝を挙げ活躍中の
ラインクラフト(牝4、栗東・瀬戸口勉厩舎、
父エンドスウィープ)がいる。また半兄
マストビーラヴドの2005(
父シンボリクリスエス)は05年セレクトセールにて2億1000万円で落札されている。
父スウェプトオーヴァーボードは02年のメトロポリタンH、01年
エンシャントタイトルBCH(共に米G1)を制するなど、現役時代は20戦8勝の成績を残した。今年の2歳世代が初年度産駒で、地方に続き
JRAでも
マイネルサニベル(牡2、美浦・高橋義博厩舎)が早くも勝ち上がるなど、エンドスイープの後継種牡馬として期待されている。