現地時間12日、米・アーリントンパーク競馬場で行われたビヴァリーDS(3歳上牝、米G1・芝9.5f)は、J.レパルー騎手騎乗の圧倒的1番人気
ゴレラ Gorella(牝5、米・P.ビアンコーネ厩舎)が後方追走から直線外から一気に抜け出すと、2番人気フィルムメイカー Film Makerに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分53秒71(良)。さらに1/2馬身差の3着には5番人気ライヴライフ Live Lifeが入った。
勝った
ゴレラは
父Grape Tree Road、
母Exciting Times(
その父Jeune Homme)という血統の仏国産馬。伯父に99年
アルゼンチン共和国杯(GII)2着の
マリアジュダムールがいる。04年2月に仏国でデビューし、2戦目で初勝利を挙げる。05年6月のサンドリンガム賞(仏G3)で重賞初制覇を達成すると、
ムーンランドロンシャン賞(仏G1)で2着後に米国へ移籍。移籍初戦となったクイーンエリザベス2世CS(米G1)、続く
BCマイル(米G1)で3着に入るなど好走を続け、前走のジャストアゲームH(米G2)で、米移籍後重賞初勝利を達成してここに臨んでいた。通算成績15戦6勝(重賞3勝)。