15日、旭川競馬場で行われた3R(ダート1000m、1着賞金20万円)は、
小林靖幸騎手騎乗の1番人気
ナイスヴェスター(牝3、北海道・佐藤邦茂厩舎)が、先頭でレースを進めると、9番人気
ゴールドミニーに2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分03秒6(良)。同馬の勝利が種牡馬
マサラッキの産駒初勝利となった。
勝った
ナイスヴェスターは
父マサラッキ、
母ダイタクヴェスタ(
その父フジヤマケンザン)という血統。デビュー2戦は大敗が続いていたが、その後は4、4着、2着と好走。6戦目での初勝利となった。通算成績6戦1勝。
マサラッキは
父マグニテュード、
母ローズエントリー(
その父カジュン)という血統。99年
高松宮記念(GI)、98年
CBC賞(GII)、
阪急杯(GIII)など重賞4勝、通算30戦9勝の成績を残し01年に引退。当初は静岡県で乗馬となる予定だったが、生まれ故郷の浦河・日進牧場で種牡馬入り。02年は7頭、03年は3頭に種付けしたが、産駒は現3歳世代の2頭のみで、もう1頭の
パールホワイトは未出走のまま
JRA競走馬登録を抹消している。この勝利が地方・中央通じて産駒初勝利となった。