10月1日に仏・ロンシャン競馬場で行われる
凱旋門賞(仏G1)に出走する
ディープインパクト(牡4、栗東・池江泰郎厩舎)の、17日の状況、関係者コメントは以下の通り。
【池江泰郎調教師】
こちらに来てから1週間が経ち、馬も慣れて
リラックスしているので、今日は緊張を与える意味で芝に入れて普通のキャンターをしました。調教中はテンションも上がらず、走り方も頭を下げたディープらしいものでした。初めてのコースも問題にせず、普段と変わりない調教ができました。芝コースの馬場も固すぎず柔らかすぎずちょうどよかったです。馬体重も栗東出発時とあまり変わらず安心しています。
【池江敏行調教助手】
今日はダートで1200mほど軽いキャンター、その後芝馬場の1周2000mのコースで1600m程度キャンターを行いました。走りはスムーズで道中全然物見もせず、リードホース(C.
ラフォンパリアス厩舎所属)に付いていったもののそれに頼ることなく走っていました。この日の首を下げた走行フォームは栗東で落ち着いて走っている時に見せるものと全く同じです。初めてのコースでしたが安心して乗れました。馬体重を量りに行く時にアスファルトの上を歩きましたが全然動じず問題ありませんでした。
もともとフランスにいる馬と同じ精神力を既に身につけていると思います。学習能力が非常に高く、順調にきています。