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ナリタセンチュリーが引退、種牡馬に

  • 2006年08月24日(木) 19時00分
 04年京都大賞典、05年京都記念(共にGII)を制したナリタセンチュリー(牡7、栗東・藤沢則雄厩舎)が、25日付で登録を抹消、現役を引退することとなった。今後は北海道日高町のベイシカルスクールトレーニングセンターにて種牡馬として繋養される予定。

 同馬は父トニービン、母はJRA・4勝のプリンセスリーベ(その父ノーザンテースト)という血統。従妹に05年秋華賞(GI)3着のニシノナースコールがいる。02年1月にデビューし、4戦目で初勝利。古馬になりOP入りすると、04年中京記念(GIII)2着、天皇賞・春(GI)5着など堅実な走りを続け、京都大賞典年度代表馬ゼンノロブロイを破り重賞初勝利を果たした。05年京都記念で重賞2勝目を挙げた後、1年2か月に及ぶ長期休養を余儀なくされた。休み明け初戦の06年天皇賞・春は12着に敗れたが、最後のレースとなった前走の宝塚記念(GI)で、10番人気ながらディープインパクトの2着に健闘した。通算成績23戦8勝(重賞2勝)。

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