地方競馬所属馬として初めて
JRA・GIを制した種牡馬
メイセイオペラ(牡12)が、韓国へ輸出されることになった。
メイセイオペラは、
父グランドオペラ、
母テラミス(
その父タクラマカン)という血統。半弟に01年
せきれい賞を制した
メイセイユウシャ(
父スマコバクリーク)、半妹に00年オ
パールCの勝ち馬
メイセイオペレッタ(
父タイトスポット)がいる。96年7月に
盛岡競馬場でデビュー。順調に勝ち星を重ね、97年
東北ダービーで重賞初制覇。98年には
南部杯(交流GI)でGI初制覇を達成した。さらに99年
フェブラリーS(GI)では、地方所属馬として史上初となる
JRA・GI制覇を達成。同年の
帝王賞(交流GI)も制し、NAR
年度代表馬に選出された。00年8月に地元
盛岡競馬場で行われた
みちのく大賞典を制したのを最後に現役を引退。通算成績35戦23勝(うち
JRA・2戦1勝、重賞14勝、GI・3勝)。
引退後は静内・レックススタッドで種牡馬入り。初年度の01年は84頭に種付けを行ったが、年々種付け頭数は減少し、昨年、今年は3頭にとどまっていた。主な産駒には、05年
兵庫ジュニアグランプリ(交流GIII)で2着に入り、16日に行われた摂津盃で重賞初制覇を達成した
ジョイーレ(牡3、兵庫・曾和直榮厩舎)、新天地となる韓国で4勝を挙げている
コスモバスティーユなどがいる。