7日、
名古屋競馬場で行われた2R(ダート800m、1着賞金37万円)は、
竹下太騎手騎乗の1番人気
ケイウンフレンド(牝2、愛知・竹地正樹厩舎)が、道中4番手追走から4角で先頭に並びかけると、2番人気
ワイティタッチをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは50秒3(不良)。同馬の勝利が新種牡馬
ロイヤルスズカの地方・中央通じての産駒初勝利となった。
勝った
ケイウンフレンドは
父ロイヤルスズカ、
母ローズキセキ(
その父フジキセキ)という血統。デビューからの2戦はそれぞれ2、3着に敗れていたが、3戦目での初勝利となった。通算成績3戦1勝。
新種牡馬
ロイヤルスズカは
父ロイヤルアカデミーII、
母Godzilla(
その父Gyr)という血統の愛国産馬。97年ダービー卿CT(GIII)、98年
スワンS(GII)を制すなど、短距離戦線を中心に活躍し、98年香港ボウル(香G2)で4着、00年
かしわ記念(交流GIII)で3着に入るなど、海外や地方でも好走を見せた。01年7月に通算31戦6勝(うち地方2戦0勝、海外1戦0勝、重賞2勝)の成績で引退し種牡馬入り。初年度は16頭に種付けし、うち8頭が血統登録されている。