26日、
金沢競馬場で行われたオータムス
プリントC(3歳上、ダート1400m、1着賞金210万円)は、
丸野勝虎騎手騎乗の3番人気
キングスゾーン(牡4、愛知・
原口次夫厩舎)がスタートから先手を奪うと、好位から差を詰めた1番人気
ケンゴウザンとの叩き合いをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは1分28秒4(良)。さらに2.1/2差の3着には2番人気
ビッグドンが入った。
勝った
キングスゾーンは、
父キングヘイロー、
母マチスマリン(
その父Al Nasr)という血統。叔母に04年
マリーンC(交流GIII)を制した
ベルモントビーチがいる。05年5月に美浦・阿部新生厩舎からデビューし、6戦0勝(うち地方1戦0勝)の成績を残して同年11月に現厩舎へ移籍。転厩初戦から3連勝し、今年に入ってからも20戦して11勝を挙げるなど、愛知に移籍した後は1度も掲示板を外さない安定した走りを続けており、今回重賞初挑戦を勝利で飾った。通算成績29戦15勝(うち
JRA・5戦0勝、重賞1勝)。