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東京盃、リミットレスビッド重賞3勝目

  • 2006年10月04日(水) 20時10分
 4日、大井競馬場で行われた東京盃(3歳上、交流GII・ダート1200m、1着賞金4000万円)は、岩田康誠騎手騎乗の3番人気リミットレスビッド(牡7、栗東・加用正厩舎)が中団追走から徐々に進出を開始し、直線先に抜け出した2番人気シーキングザベストをゴール前で1/2馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは1分11秒1(重)。さらに1.1/2馬身差の3着には5番人気ニホンピロサートが入った。1番人気(単勝1.8倍)に支持されたアグネスジェダイは7着に敗れた。

 勝ったリミットレスビッドは、父サンデーサイレンス、母は93年セントウルS(GIII)を制したエリザベスローズ(その父ノーザンテースト)という血統。全兄にデビューから01年スプリングS(GII)まで4連勝を飾ったアグネスゴールド、00年弥生賞(GII)を制したフサイチゼノンがいる。01年12月にデビューし、3戦目で初勝利。主に芝の短距離戦で着実に成績を残し、初の重賞挑戦となった04年CBC賞(GII)を3着と好走。05年は骨折休養などがあり3戦して結果を残せなかったが、02年8月以来のダート戦となる06年ガーネットS(GIII)で重賞初勝利を挙げると、続く根岸S(GIII)も連勝で飾った。その後もGIをはじめ、重賞に出走したが良い結果を残せず、前走のセントウルS(GII)でも4着に敗れていた。通算成績29戦9勝(うち重賞3勝、地方1戦1勝)。

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