12日、米ケンタッキー州・オー
バーブルックファームに繋養されている種牡馬ストームキャット
Storm Cat(牡23)の、2007年の種付け料が50万ドル(約6000万円)と発表された。
この価格は今年と同額で、アメリカ国内では2位の
エーピーインディ A.P.Indy(2007年)、
キングマンボ Kingmambo(2006年)、ジャイアンツ
コーズウェイ Giant's Causeway(2006年)らの30万ドルを大きく上回り、世界的にも最高価格と見られている。
Storm Catは
父Storm Bird、
母Terlingua(
その父Secretariat)という血統の米国産馬。。現役時はヤングアメリカS(米G1)など8戦4勝という、超一流とは言えない競走馬だったが、種牡馬としては
タバスコキャット(
ベルモントS-米G1)、
Cat Thief(
BCクラシック-米G1)など欧米で多くの活躍馬を送り出し、後継種牡馬も
ヘネシー、
Giant's Causewayなどの多くが成功。世界的な成功を収めている。日本ではGI勝ち馬こそ出ていないが、現役の
シーキングザダイヤ(牡5、栗東・
森秀行厩舎)が
日本テレビ盃(交流GII)など重賞4勝、GIでは7回の2着を数えている。