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菊花賞はソングオブウインド、サムソン3冠ならず

  • 2006年10月22日(日) 15時40分
 22日、京都競馬場で行われた菊花賞(3歳牡牝、GI・芝3000m)は、後方からレースを進めた武幸四郎騎手騎乗の8番人気ソングオブウインド(牡3、栗東・浅見秀一厩舎)が直線外から伸び、馬場の中央から伸びた2番人気ドリームパスポートと叩き合いの末、クビ差制し優勝した。さらに1.3/4馬身差の3着に、ハイペースの大逃げで見せ場を作った3番人気アドマイヤメインが入った。勝ちタイムは3分02秒7(良)のレコード。3冠がかかったメイショウサムソンは4番手からレースを進めたが、直線伸びを欠き3着から2.1/2馬身差の4着に敗れた。1/2馬身差の5着に10番人気アクシオン

 勝ったソングオブウインドは、父エルコンドルパサー母メモリアルサマー(その父サンデーサイレンス)という血統。牝系は8月に急死したラインクラフト(05年桜花賞-GI、05年NHKマイルC-GI)、アドマイヤマックス(05年高松宮記念-GI)などが出たファンシミン系。今年1月にデビュー(京都・ダート1800m)し、5戦目で勝ち上がり。5月の夏木立賞(500万下、東京・芝2000m)で2勝目をあげると、続くラジオNIKKEI賞(GIII)でタマモサポートの2着。約2か月半ぶりの前走、神戸新聞杯(GII)は勝ったドリームパスポートから0.1秒差の3着に入っていた。今回が重賞初勝利。通算成績10戦3勝(重賞1勝)。

 鞍上の武幸四郎騎手は05年チューリップ賞(GIII、エイシンテンダー)以来のJRA重賞勝ちで、通算18勝目。GIは00年秋華賞(ティコティコタック)、03年NHKマイルC(ウインクリューガー)に続く3勝目。管理する浅見秀一調教師は今年の函館2歳S(GIII、ニシノチャーミー)に続くJRA重賞13勝目で、GIは98年天皇賞・春(メジロブライト)、03年阪神ジュベナイルフィリーズ(ヤマニンシュクル)に続く3勝目。同騎手、調教師ともにクラシックは初制覇となった。

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