昨年の
BCターフ(米G1)などを制し、
ディープインパクトの出走した
凱旋門賞(仏G1)でも有力視されていた
シロッコ Shirocco(牡5、仏・A.ファーブル厩舎)が、今年限りで引退し、来年から英・ダルハムホールスタッドで種牡馬入りすることが明らかになった。
シロッコは
父Monsun、
母So Sedulous(
その父The Minstrel)という血統の独国産馬。これまで、04年独ダービー(独G1)、04年ジョッキークラブ大賞(伊G1)、05年
BCターフ(米G1)、06年コロネーションC(英G1)を勝ち、通算成績13戦7勝(G1・4勝)の成績を残している。1日の
凱旋門賞では
ディープインパクト(3着)に次ぐ2番人気に推されたが、最下位8着に敗れていた。
繋養予定のダルハムホールスタッドは、ダーレーグループが所有し、Singspiel、
Fantastic Light、
Mark of Esteem、
Red Ransom、
Sulamaniなどの名種牡馬が繋養されている。