現地時間4日、米・
チャーチルダウンズ競馬場で行われた
BCターフ(3歳上、米G1・芝12f)は11頭立てで行われ、L.デットーリ騎手騎乗の6番人気レッドロックス
Red Rocks (牡3、英・B.
ミーハン厩舎)が、後方追走から徐々に進出し、直線半ばで先頭に立つと、一昨年の覇者で8番人気のベタートー
クナウ Better Talk Nowの追撃を1/2馬身差凌いで優勝した。勝ちタイムは2分27秒32(良)。さらに2.1/4馬身差の3着には2番人気イングリッシュチャンネル
English Channelが入った。また、1番人気に支持された昨年の凱旋門勝馬ハリケーンラン
Hurricane Runは先団の後方からレースを進めたが、直線に向いて伸びを欠き6着に敗れた。
勝ったレッドロックスは、
父Galileo、
母Pharmacist(
その父Machiavellian)という血統の愛国産馬。昨年9月にデビューし、4戦目で初勝利。その後GI初挑戦となった今年7月のパリ大賞典(仏G1)で後の
凱旋門賞馬レイルリンク
Rail Linkの2着、前走の英セントレジャー(英G1)でもシックスティーズ
アイコン Sixties Iconの3着に入るなど、安定した走りを続けており、今回初重賞をG1制覇で飾った。通算成績10戦3勝(G1・1勝)。