現地時間4日、米・チャーチルダウンズ競馬場で行われたBCディスタフ(3歳上牝、米G1・芝9f)は14頭立てで行われ、E.プラード騎手騎乗の7番人気ラウンドポンド Round Pond(牝4、米・M.マッツ厩舎)が、先団の後方追走から直線で最内を伸び、4番人気アシシエンプレ Asi Siempreに5.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分50秒50(良)。なお、2位に入線したアシシエンプレは走行妨害のため4着に降着となり、同馬から1/2馬身差の3位に入線した6番人気ハッピーチケット Happy Ticketが繰り上がりの2着となった。なお、1番人気に支持されていたフリートインディアン Fleet Indianは最終コーナーで、2番人気パインアイランド Pine Islandは向正面でそれぞれ競走を中止している。

　勝ったラウンドポンドは父Awesome Again、母Gift Of Dance(その父Trempolino)という血統の米国産馬。昨年2月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げると、4連勝でエイコーンS(米G1)を制した。デビュー以来すべて3着以内という堅実な成績で、今回2つ目のG1タイトルを手にした。通算成績11戦7勝(重賞4勝、うちG1・2勝)。