9日、
大井競馬場で行われた4R(3歳、ダート1400m)で、
ティーケーエース(牡3、大井・荒井隆厩舎)が優勝。同馬に騎乗していた
内田博幸騎手(36、大井・荒井隆厩舎)は、地方年間400勝を達成した。
同騎手は89年にデビュー。04年に初の全国リーディングに輝くと、昨年も、地方歴代2位となる年間465勝を挙げて2年連続の栄冠を手にした。今年も、
アジュディミツオーで
川崎記念、
かしわ記念、
帝王賞を、
フレンドシップで
ジャパンダートダービーを勝つなど、8日終了時点で2位の
的場文男騎手に170勝差をつけて全国リーディングを独走している。また、今年は
JRAでも59勝(重賞2勝)をあげ、8月20日には地方所属騎手としては最速タイとなる
JRA通算100勝を達成している。地方通算15498戦2650勝(
JRA通算926戦106勝)。
なお、
地方競馬の年間最多勝記録は、66年に佐々木竹見元騎手が記録した505勝。
中央競馬の59勝を含めると、この記録にあと46勝に迫った。