現地時間12日、仏・
サンクルー競馬場で行われた今年最後の仏G1・クリテリウムド
サンクルー(2歳牡牝、仏G1・芝2000m)は、R.ヒューズ騎手騎乗の2番人気パッセージオブタイム
Passage of Time(牝2、英・H.セシル厩舎)が、5番人気
ソルジャーオブフォーチュン
Soldier of Fortuneに3/4馬身差をつけ優勝した。さらに3馬身差の3着に6番人気エンパイアデイ Empire Day。1番人気の
スピリットワン Spirit Oneは3/4馬身差の4着に終わった。勝ちタイムは2分08秒90(良)。
勝ったパッセージオブタイムは
父Dansili、
母Clepsydra(
その父Sadler's Wells)という血統の英国産馬。7月のデビュー戦は5着に敗れたが、2戦目で勝ち上がり、前走のリステッドレース(英・芝8f)で2着に5馬身差をつけ圧勝していた。今回が初の重賞出走だった。通算成績4戦3勝(重賞1勝)。
管理するH.セシル調教師は93年
コマンダーインチーフによる英ダービー(通算4勝)など、多くの大レース勝ちのある名調教師だが、00年のパリ大賞典(ビートホロー
Beat Hollow)以来6年ぶりのG1制覇となった。