13日、
船橋競馬場で行われた3R(2歳、ダート1500m、1着賞金130万円)で、佐藤祐樹騎手騎乗の3番人気
ゴーユウ(牡2、船橋・
波多野健厩舎)が、後方追走から1番人気
アルボラーダに2馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分39秒3(重)。同馬の勝利が新種牡馬
ゴーカイの地方・中央通じての産駒初勝利となった。
勝った
ゴーユウは
父ゴーカイ、母が地方10勝の
ハワイアンクリーク(
その父スマコバクリーク)という血統。8月のデビューから3戦していずれも4着しており、4戦目の初勝利となった。通算成績4戦1勝。
同馬の
父ゴーカイは
父ジャッジアンジェルーチ、母が87年カブトヤマ記念(GIII)勝ち馬
ユウミロクという血統。6歳時の99年に障害入りすると素質を開花し、同年の東京オータムジャンプ(JGIII)で重賞初勝利。00年、01年の
中山グランドジャンプ(JGI)を連覇するなど9歳まで走り、
中山大障害(JGI)3年連続2着など、出走したGIレースでは全て連対。障害で一時代を築いた。通算成績52戦9勝(うち障害27戦8勝、重賞4勝)。
03年に種牡馬入り。現2歳が初年度産駒で、6頭が血統登録、本馬を含めた5頭が馬名登録されており、馬主は全て
ゴーカイの馬主でもあった吉橋計氏。
JRAでは、
ゴーカイも管理した美浦・郷原洋行厩舎に
ハンスジャック(牡2)1頭が登録されている。