JRAは17日、昨年の
青葉賞(GII)を制した
ダンツキッチョウ(牡4、栗東・山内研二厩舎)が、15日付で競走馬登録を抹消、引退したことを発表した。今後は北海道新ひだか町の山田ステーブルにて乗馬となる予定。
ダンツキッチョウは、
父サンデーサイレンス、
母レイホーソロン(
その父パーソロン)という血統。半姉に95年阪神牝馬特別(GII)など重賞3勝の
サマニベッピン(
父ノーザンテースト)、伯父に81年
日本ダービー2着の
サンエイソロンがいる。04年8月に札幌競馬場でデビュー。2戦目で初勝利を挙げ、重賞初挑戦となった
札幌2歳S(GIII)では
ストーミーカフェの2着。約5か月の休養を挟んで臨んだ
すみれS(OP)、
青葉賞(GII)を連勝して
日本ダービー(GI)に駒を進めた。しかし同レースでは
ディープインパクト、
インティライミに次ぐ3番人気に支持されるも直線伸びを欠き13着と大敗。その後、右前浅屈腱炎が判明し、休養に入っていた。通算成績6戦3勝(重賞1勝)。