26日、東京競馬場で行われた
ジャパンC(3歳上、GI・芝2400m)は、
武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍)
ディープインパクト(牡4、栗東・池江泰郎厩舎)が最後方からレースを進めると、直線大外に持ち出し、先に抜け出した5番人気
ドリームパスポートに2馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは2分25秒1(良)。さらに1/2馬身差の3着にウィジャボード、4着に6番人気
コスモバルク、5着に8番人気
フサイチパンドラが入った。2番人気に推された
ハーツクライは、勝ち馬から2.6秒差の10着と大敗している。
勝った
ディープインパクトは
父サンデーサイレンス、
母ウインドインハーヘア(
その父Alzao)という血統。デビューから7連勝で05年クラシック三冠を達成。続く
有馬記念(GI)では
ハーツクライの2着に敗れたが、今年は
阪神大賞典(GII)、
天皇賞・春(GI)、
宝塚記念(GI)と3連勝。前走はフランスの
凱旋門賞(仏G1)に挑戦し、レイルリンク
Rail Linkの3位に入線したが、後の検査で禁止薬物が検出され、失格処分となっていた。通算成績13戦11勝(海外1戦0勝、GI・6勝、重賞9勝)。
鞍上の
武豊騎手は99年
スペシャルウィークに続きこのレース2勝目。
JRA・GIは
ディープインパクトで制した今年の
宝塚記念以来の通算56勝目。
JRA重賞は通算234勝目。管理する池江泰郎調教師はこのレース初勝利。
JRA・GIは今年の
宝塚記念以来の通算16勝目。
JRA重賞は通算58勝目。