ナリタトップロードなどの父として知られる種牡馬
サッカーボーイ(牡21)の種牡馬シンジケートが解散。今後は、社台グループの所有馬として、社台スタリオン
ステーション荻伏で種牡馬を続けることになった。
同馬は
父ディクタス、
母ダイナサッシュ(
その父ノーザンテースト)という血統。87年の阪神3歳S(GI・芝1600m)を8馬身差で圧勝。期待されたクラシックは結果を残せなかったが、88年中日スポーツ賞4歳S(GIII・芝1800m)に勝ち、88年
函館記念(GIII)でも当時の日本レコード(1分57秒8)で圧勝すると、88年
マイルCS(GI)で2つめのGI勝利を挙げた。その年の
有馬記念(GI)3着を最後に、11戦6勝(重賞4勝)の成績で引退している。
90年に種牡馬入りして以降、
ヒシミラクル(
菊花賞-GI、
天皇賞・春-GI、
宝塚記念-GI)、
ナリタトップロード(
菊花賞-GI)、
ティコティコタック(
秋華賞-GI)、
キョウトシチー(
東京大賞典)など多くの名馬を輩出。2日には
アイポッパーが
ステイヤーズS(GII)を勝ち、健在ぶりをアピールしていた。