JRAは8日、05年
白山大賞典など交流重賞5勝を挙げた
グラッブユアハート(牝6、美浦・
畠山吉宏厩舎)について、8日付で競走馬登録を抹消、引退することを発表した。今後は繁殖馬となる予定だが、繋用先は未定。
グラッブユアハートは、
父Deputy Commander、
母Kelly Amber(
その父Highland Park)という血統の米国産馬。03年1月のデビュー戦(中山・ダート1800m)を制し、ダート重賞初挑戦の03年サラブ
レッドチャレンジC(交流GIII)も3着に好走。04年スパー
キングレディーC(交流GIII)で重賞初制覇を果たした。05年
白山大賞典(交流GIII)から重賞3連勝を飾り、その後も06年
マリーンC(交流GIII)を制するなど、交流重賞を舞台に活躍したが、今秋は思うような成績を収めることができず、前走の
クイーン賞(交流GIII・8着)が現役最後のレースとなった。通算成績28戦8勝(うち地方20戦5勝、重賞5勝)。