11日、
川崎競馬場で行われた10R(C1・ダート1600m)で、
エールスタンス(牝3、川崎・
内田勝義厩舎)が優勝。同馬に騎乗していた
内田博幸騎手(36、大井・荒井隆厩舎)は、地方、
JRA合わせて今年496勝(地方435勝、
JRA61勝)となり、昨年の勝利数(地方465勝、
JRA31勝)に並んだ。
同騎手は89年にデビュー。04年に初の全国リーディングに輝くと、昨年も、地方歴代2位となる年間465勝を挙げて2年連続の栄冠を手にした。今年も、
アジュディミツオーで
川崎記念、
かしわ記念、
帝王賞を、
フレンドシップで
ジャパンダートダービーを勝つなど、11日終了時点で2位の
的場文男騎手に180勝差をつけて全国リーディングを独走している。また、今年は
JRAでも61勝(重賞2勝)をあげ、8月20日には地方所属騎手としては最速タイとなる
JRA通算100勝を達成している。地方通算15652戦2685勝(
JRA通算967戦108勝)。
なお、
地方競馬の年間最多勝記録は、66年に佐々木竹見元騎手が記録した505勝で、この記録にあと9勝に迫っている。