21日、01年エリザベス女王杯(GI)を勝ったトゥザヴィクトリーの2番仔となるアゲヒバリ(牝2、船橋・川島正行厩舎)がNARで競走馬登録された。馬主は吉田俊介氏。

　アゲヒバリは父クロフネ、母トゥザヴィクトリー(その父サンデーサイレンス)という血統。母の弟妹にはサイレントディール(シンザン記念-GIII)、ビーポジティヴ(クイーン賞-交流GIII)がいる。母は01年エリザベス女王杯(GI)に勝ち、99年オークス(GI)2着、99年桜花賞(GI)3着、01年ドバイワールドC(首G1)2着、01年フェブラリーS(GI)3着、01年有馬記念(GI)3着などGI戦線で活躍。他に00年阪神牝馬特別(GII)など、通算21戦6勝(重賞4勝、海外2戦0勝)という素晴らしい成績を残した。

　引退後、北海道安平町・ノーザンファームで繁殖入り。初仔のクロフネ産駒(牡)は競走馬登録されておらず、05年は不受胎(フォーティナイナーを種付け)。今年はキングカメハメハ産駒の牝馬が生まれ、セレクトセールにて6億円で落札されている。