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ディープインパクト、北海道へ出発

  • 2006年12月25日(月) 11時55分
 25日、24日の有馬記念(GI)で引退レースを飾ったディープインパクト(牡4、栗東・池江泰郎厩舎)が、中山競馬場から、繋養先の北海道安平町・社台スタリオンステーションに向け出発した。

 8時45分頃、馬運車が到着。池江泰郎調教師が、別れを惜しむように首筋を撫で、最後のニンジンを与えると、池江敏行調教助手、約80人の取材陣らも見守る中、9時10分頃に馬運車に乗り込み、市川明彦厩務員と共に、約15時間の旅路へ出発した。

 池江泰郎調教師は「この2年間は、今思うとあっという間で早かったですね。ディープにはいつも勇気と元気をもらった」と語り、池江敏行調教助手も「調教助手として、(ディープに乗れたのは)幸せなこと。ほかの馬とまったく違うあの感触はまだ残っています。馬運車が出たときはホッとしたけど、毎日乗ってたから、寂しいね」と、04年9月の入厩から約2年3か月の間、苦楽を共にしたディープインパクトとの思いを感慨深げに語った。

 長旅を共にする市川明彦厩務員は、「まだ、最後に(牧場で)馬房を離れるときのことは考えられないんです」と、ディープとの別れに寂しさを見せた。

 日本競馬史上最高額の51億円でシンジケート(種付料1200万円)が組まれている同馬は、来春から種付を開始。順調なら、08年に初年度産駒が誕生し、10年にデビューとなる。

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