30日、
大井競馬場で行われた
東京2歳優駿牝馬(2歳牝、南関東G1・ダート1600m、1着賞金2000万円)は、
的場文男騎手騎乗の1番人気
ブラックムーン(牝2、大井・
寺田新太郎厩舎)が、後方追走から直線では大外に持ち出し、内から抜けた6番人気
ヒビキウィンをクビ差差し切った。勝ちタイムは1分41秒8(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に3番人気
タガタメが入った。
勝った
ブラックムーンは
父ブラックタキシード、
母ヒガシサファイヤ(
その父クリミナルタイプ)という血統。叔父に05年
武蔵野S(GIII)など
JRA現5勝の
サンライズバッカス(牡4、栗東・
音無秀孝厩舎)がいる。6月に金沢でデビューし、勝ち上がるのに4戦を要したが、その後は負け知らずで、兼六園
ジュニアC(金沢)、
プリンセスC(金沢)などを勝利。その後現厩舎に移籍し、12日の葉牡丹特別(川崎・ダート1600m)で移籍初戦を飾り7連勝中だった。通算成績11戦8勝(重賞3勝)。