8日、京都競馬場で行われた
シンザン記念(3歳、GIII・芝1600m)は、
岩田康誠騎手騎乗の
アドマイヤオーラ(牡3、栗東・松田博資厩舎)が好位4、5番手追走から、直線では1番人気
ダイワスカーレットとの叩き合いを1.1/2馬身差制し優勝した。勝ちタイムは1分35秒1(良)。さらに2.1/2馬身差の3着に2番人気
ローレルゲレイロが入った。
勝った
アドマイヤオーラは
父アグネスタキオン、母が95年阪神3歳牝馬S(GI)を制した
ビワハイジ(
その父Caerleon)という血統。半兄に05年
京成杯(GIII)を制した
アドマイヤジャパン(
父サンデーサイレンス)がいる。
11月4日の新馬(京都・芝1600m)で勝ち上がり、前走の
中京2歳S(OP・芝1800m)は今回2着に負かした
ダイワスカーレットから1/2馬身差の2着だった。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の
岩田康誠騎手は昨年の
キーンランドC(GIII、
チアフルスマイル)以来の
JRA重賞通算6勝目。管理する松田博資調教師は昨年の
愛知杯(GIII、
アドマイヤキッス)以来の
JRA重賞通算36勝目となった。
なお、
アグネスタキオン産駒は
ショウナンタキオン(05年
新潟2歳S-GIII)、
ロジック(06年
NHKマイルC-GI)に続き3頭目の重賞勝ち。2着
ダイワスカーレットも同産駒で、重賞では初のワンツーフィニッシュとなった。今週は3日間で産駒が8勝と、好調なスタートを切っている。