10日、ダート競走格付け委員会が行われ、06年度のダート
グレード競走最優秀馬に
ブルーコンコルド(牡6、栗東・服部利之厩舎)が選定された。※年齢は昨年度のもの。
ブルーコンコルドは、
父フサイチコンコルド、
母エビスファミリー(
その父ブライアンズタイム)という血統。2歳時に
京王杯2歳S(GII)優勝など、当初は芝で活躍していたが、03年
霜月S(OP)で初ダートを快勝すると、05年には
プロキオンS(GIII)、
シリウスS(GIII)を含む4連勝で
JBCスプリント(交流GI・ダート1400m)を勝ちGI初制覇。06年も、
黒船賞(交流GIII)の他、
南部杯(交流GI)、J
BCマイル(交流GI)、
東京大賞典(交流GI)を勝ち、秋の古馬交流GI・3勝という快挙を達成。8戦4勝(重賞4勝)という成績を残した。通算成績33戦12勝(うち地方6戦5勝、重賞8勝)。
【服部利之調教師のコメント】
「行く先々の競馬場でファンの皆様や関係者の方に大変良くしていただいて、それだけでも光栄なことなのに、こんな価値ある賞をいただいてうれしく思っています。これを糧に今年も頑張ります」
同賞は97年に制定されており、7年連続で
JRA所属馬の受賞となった。過去の受賞馬は以下の通り。
◆歴代ダート
グレード競走最優秀馬
97年
トーヨーシアトル(
JRA)
98年
アブクマポーロ(船橋)
99年
メイセイオペラ(岩手)
00年
ウイングアロー(
JRA)
01年
クロフネ(
JRA)
02年
ゴールドアリュール(
JRA)
03年
アドマイヤドン(
JRA)
04年
アドマイヤドン(
JRA)
05年
カネヒキリ(
JRA)