01年
スプリングS(GII)の勝ち馬で、北海道新ひだか町・レックススタッドに繋養されていた
アグネスゴールド(牡9)が、今年から米・フロリダ州のラムホールサウスに移動することがわかった。種付料は5000ドル(約60万円)の予定。
アグネスゴールドは
父サンデーサイレンス、母は93年
セントウルS(GIII)を勝った
エリザベスローズ(
その父ノーザンテースト)という血統。全兄に
フサイチゼノン(
弥生賞-GII)、全弟に
リミットレスビッド(
東京盃-交流GII)がいる。
現役時代は、デビューから4連勝で
きさらぎ賞(GIII)、
スプリングS(GII)を勝利したものの、骨折でクラシックを断念。秋に復帰したが、3戦して良いところ無く引退した。通算成績7戦4勝(重賞2勝)。04年に種牡馬入り。初年度産駒は現2歳で、30頭が血統登録されている。
兄の
フサイチゼノンも米国で種牡馬入りしており、こちらも初年度産駒は現2歳。日本産の
サンデーサイレンス産駒が兄弟揃って米国で繋養という、珍しいパターンとなる。なお、引き続き吉田照哉氏が所有し、最低3年は同場で種牡馬生活を送る予定。