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ソングオブウインドが引退、種牡馬入り

  • 2007年01月14日(日) 14時00分
 14日、屈腱炎を発症し休養中だった昨年の菊花賞ソングオブウインド(牡4、栗東・浅見秀一厩舎)が、JRA競走馬登録を抹消し、今年から北海道浦河・社台スタリオンステーション荻伏で種牡馬入りすることになった。

 ソングオブウインドは、父エルコンドルパサー母メモリアルサマー(その父サンデーサイレンス)という血統。牝系は昨年8月に急死したラインクラフト(05年桜花賞-GI、05年NHKマイルC-GI)、アドマイヤマックス(05年高松宮記念-GI)などが出たファンシミン系。

 昨年1月にデビューし、5戦目で勝ち上がり。5月の夏木立賞(500万下、芝2000m)で2勝目をあげると、続くラジオNIKKEI賞(GIII)2着、神戸新聞杯(GII)3着を経て出走した菊花賞(GI)では、8番人気ながら3分02秒7のレコードタイムで快勝し、初重賞をGIで飾り、エルコンドルパサー産駒として初のGI勝ち馬となった。その後、12月10日の香港ヴァーズ(香G1)に出走し4着と健闘したが、後日右前脚に屈腱炎が判明し休養入りしていた。通算成績11戦3勝(うち海外1戦0勝、重賞1勝)。

浅見秀一調教師のコメント】
「まだ早い時期での引退となってしまい、大変残念ですが、3年後には、先日種牡馬入りしたディープインパクトの産駒と一緒に、ソングオブウインドの産駒がレースで走りますので楽しみにしたいと思います。」

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