4日、京都競馬場で行われた
シルクロードS(4歳上、GIII・芝1200m)は、
小牧太騎手騎乗の7番人気
エムオーウイナー(牡6、栗東・服部利之厩舎)が、好位から直線で抜け出し、中団から追い込んだ3番人気
タマモホットプレイに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒8(良)。さらにハナ差の3着には4番人気
ビーナスラインが入り、1番人気の
アンバージャックは4着だった。
勝った
エムオーウイナーは、
父ニホンピロウイナー、
母ミラクルムテキ(
その父キャロルハウス)という血統。伯母に96年高松宮杯(GI)、
スプリンターズS(GI)、96年
シルクロードS(GIII)を勝った
フラワーパーク(
父ニホンピロウイナー)がいる。
03年11月のデビューから5戦目で初勝利。その後はいずれも芝1200mで勝ち星を重ね、前走、1月6日京都の
新春S(1600万下・芝1200m)を勝ちオープン入り。今回が重賞初挑戦だった。通算成績27戦7勝(重賞1勝)。
鞍上の
小牧太騎手は、3日の
小倉大賞典(GIII、
アサカディフィート)に続く2日連続の
JRA重賞制覇で今年2勝目(通算8勝目)。管理する服部利之調教師は、05年
シリウスS(GIII、
ブルーコンコルド)以来の
JRA重賞通算7勝目となった。
また、
ニホンピロウイナー産駒は05年
中京記念(GIII)の
メガスターダム以来、約2年11か月ぶりの
JRA重賞制覇で通算22勝目となった。