04年
菊花賞(GI)3着、05年
目黒記念(GII)優勝など長距離戦線で活躍した
オペラシチー(牡6、栗東・
佐々木晶三厩舎)が放牧先で骨折したため現役を引退、15日付けで
JRA競走馬登録を抹消された。今後は茨城県の武田牧場で乗馬となる予定となっている。
オペラシチーは、
父オペラハウス、
母シャルムマイヤー(
その父ブレイヴェストローマン)という血統。叔父に06年12月に最高年齢出走記録の新記録を樹立し、現在も公営・高知競馬で現役を続けている
オースミレパード(牡16、高知・
細川忠義厩舎)がいる。
04年2月の3歳新馬(芝2000m)から7月の玄界特別(3歳上1000万下・芝2000m)まで3連勝を達成。続く、朝日CC(GIII)では2番人気に支持されるも7着に敗れたが、
菊花賞(GI)では6番人気の評価を覆し3着に好走。05年5月の
目黒記念(GII)で重賞初制覇を果たしたがその後は勝ち星を挙げられず、06年
ダイヤモンドS(GIII・10着)以来レースから遠ざかっていた。通算成績14戦5勝(重賞1勝)。