24日、阪神競馬場で行われた
アーリントンC(3歳、GIII・1600m)は、
四位洋文騎手騎乗の2番人気
トーセンキャプテン(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)が好位追走から馬群を割ると、1番人気
ローレルゲレイロとの叩き合いをクビ差制した。勝ちタイムは1分33秒9(良)。さらに4馬身差の3着に3番人気
マイネルレーニアが入った。
勝った
トーセンキャプテンは
父ジャングルポケット、母は日本産でクレオパトル賞(仏G3)を勝った
サンデーピクニック(
その父サンデーサイレンス)、祖母が伊
オークス(伊G1)、伊1000ギニー(伊G2)に勝ち、90年伊3歳牝馬チャンピオンに選ばれたアトールという血統。
1月13日の新馬戦(京都・芝1600m)、中1週で出走した
こぶし賞(3歳500万下、京都・芝1600m)に続き、いずれもマイル戦でデビューから無傷の3連勝となった。通算成績3戦3勝。
鞍上の
四位洋文騎手は昨年の
阪神ジュベナイルフィリーズ(GI、
ウオッカ)に続く
JRA重賞48勝目。管理する角居勝彦調教師は今年の
京都牝馬S(GIII、
ディアデラノビア)に続く
JRA重賞17勝目となった。
なお、
ジャングルポケット産駒は
共同通信杯(GIII)、ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)、東京スポーツ杯2歳S(GIII)に勝った
フサイチホウオー(牡3、栗東・松田国英厩舎)に続く2頭目の重賞勝ち馬となり、いずれも母の父に
サンデーサイレンスを持つ配合になっている。