28日、
川崎競馬場で行われた
エンプレス杯(4歳上牝、交流GII・ダート2100m、1着賞金4000万円)は、
内田博幸騎手騎乗の4番人気
トーセンジョウオー(牝6、船橋・川島正行厩舎)がスタートからハナを奪うと、直線入り口から差を詰めてきた1番人気
フサイチパンドラとの叩き合いを1.1/2馬身差制し逃げ切った。勝ちタイムは2分16秒4(良)。さらに5馬身差の3着に3番人気
サウンドザビーチが入った。
勝った
トーセンジョウオーは
父ティンバーカントリー、
母アナスミラビリス(
その父リアルシャダイ)という血統。04年1月、美浦・
国枝栄厩舎からデビューし、同年に重賞初挑戦となった
関東オークス(交流GIII・ダート2100m)に優勝。その後は05年
マリーンC(交流GIII・ダート1600m)、05年スパー
キングレディーC(交流GIII・ダート1600m)に勝利し、昨年末から現厩舎に移籍した。
クイーン賞(交流GIII)、
TCK女王盃(交流GIII)と続けて2着に敗れており、今回が移籍3戦目で、スパー
キングレディーC以来、約1年8か月ぶりの勝利となった。通算成績21戦6勝(うち
JRA10戦2勝、重賞4勝)。