3日、
佐賀競馬場で行われた9R・北山湖特別(A2 A3、ダート1800m)は、
吉田順治騎手騎乗の2番人気
プリンシパルリバー(牡8、佐賀・上川薫厩舎)が好位3番手追走から、道中では手応えが怪しくなり、直線入り口では先頭と約5、6馬身の差があったが追われるとグイッと伸び、5番人気
ベルチャイムにアタマ差をつけ差し切った。勝ちタイムは1分57秒0(良)。さらにクビ差の3着に4番人気
ゼンノサンタアニタが入った。
勝った
プリンシパルリバーは、
父ホワイトマズル、
母プリンシパルマーゴ(
その父ヘクタープロテクター)という血統。01年4月に北海道・成田春男厩舎からデビューし、同年12月に川崎で行われた
全日本2歳優駿(交流GII・ダート1600m)で重賞初制覇。その後大井・
栗田裕光厩舎に移籍し、南関東クラシック第1弾・
羽田盃(南関東G1・ダート1800m)に勝ち、
東京ダービー(南関東G1)3着、
ジャパンダートダービー(交流GI)3着と、南関東の一線級で活躍していたが、その後は低迷。栗東・
藤岡健一厩舎、船橋・
岡林光浩厩舎を経て、昨年10月から現厩舎に移籍していた。今回が佐賀での8戦目のレースで、
羽田盃以来約4年10か月ぶりの勝利となった。通算成績44戦6勝(うち
JRA16戦0勝、重賞2勝)。