現地時間31日、ドバイ・ナドアルシバ競馬場で行われたドバイワールドC(4歳上、首G1・ダート2000m、1着賞金360万米ドル)は、F.ハラ騎手騎乗の
インヴァソール Invasor(牡4、米・K.マクラフリン厩舎)が、中団追走から徐々に進出すると、逃げたプレミアムタップ
Premium Tapを激しい叩き合いの末競り落とし、1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒97(良)。さらに8馬身差の3着にブリッシュラック
Bullish Luck。
ヴァーミリアンは好位の内を進み、渋太く食い下がったがさらに5.1/4馬身差の4着。ディ
スクリートキャット Discreet Catは行きっぷり悪く、後方まま最下位7着に大敗した。
勝った
インヴァソールは
父Candy Stripes、
母Quendom(
その父Interprete)という血統のアルゼンチン産馬。05年2月にウルグアイでデビューし、5戦無敗で3冠を達成。その後北米に移籍し、昨年はUAEダービー(首G2)こそディ
スクリートキャットの4着に敗れたものの、ピムリコスペシャルH、サバーバンH、
ホイットニーH、
BCクラシック(いずれも米G1)を勝ち、米
年度代表馬に選ばれていた。今年に入り、2月3日に行われたドンH(米G1)を快勝しここに臨んでいた。通算成績12戦11勝(重賞10勝、うちG1・9勝)。
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