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英ダービー馬コマンダーインチーフが死亡

  • 2007年06月12日(火) 21時00分
 93年の英ダービー(英G1)を勝ち、種牡馬として輸入され数々の活躍馬を送り出しているコマンダーインチーフが12日、繋養先の北海道新冠・優駿スタリオンステーションで、放牧中に右後肢を骨折したため死亡した。17歳だった。

 同馬は父ダンシングブレーヴ母Slightly Dangerous(その父Roberto)、半兄に欧州年度代表馬ウォーニング(父Known Fact)、従兄に凱旋門賞馬レインボウクエスト Rainbow Questがいる血統。

 現役時代、3歳時の93年4月とデビューは遅れたが、無傷の5連勝で英ダービー(英G1)、愛ダービー(愛G1)を制覇。続くキングジョージ6世&クイーンエリザベスDS(英G1)で3着に敗れたあと脚部不安を発症して引退した。通算成績6戦5勝(重賞2勝)。

 94年から優駿スタリオンステーションで種牡馬入り。初年度産駒からアインブライド(阪神3歳牝馬S-GI)を出し、その後もレギュラーメンバー(JBCクラシックなど交流GI・3勝)、マイネルコンバット(ジャパンダートダービー-交流GI)などの活躍馬を送り出した。後継種牡馬にはレギュラーメンバーの他、スエヒロコマンダー(鳴尾記念-GII)、トップコマンダー(日経新春杯-GII)、ハギノハイグレイド(東海S-GII)、ラスカルスズカ(菊花賞-GI・3着)などがいる。

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