27日、
大井競馬場で行われた
帝王賞(4歳上、交流GI・ダート2000m、1着賞金7000万円)は、
的場文男騎手騎乗の5番人気
ボンネビルレコード(牡5、美浦・
堀井雅広厩舎)が中団追走から直線で内を突いて伸びると、先に先頭に立った圧倒的1番人気(単勝1.5倍)
ブルーコンコルドを1.1/2馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは2分04秒3(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には3番人気
サンライズバッカスが入り、2番人気
シーキングザダイヤは5着に敗れた。
勝った
ボンネビルレコードは、
父アサティス、
母ダイワスタン(
その父マルゼンスキー)という血統。04年10月に大井・庄子連兵厩舎からデビューし、3歳時は05年
東京ダービー(南関東G1)4着、05年
ジャパンダートダービー(交流GI)3着などクラシック戦線で活躍。05年
黒潮盃(南関東G2)で重賞初制覇を果たした。その後、05年
東京記念(南関東G2)、06年サンタ
アニタT(南関東G3)に勝利したほか、昨年の
JBCクラシック(交流GI)で3着に入るなど交流重賞でも活躍。今年2月の
金盃(南関東G2)で重賞4勝目を挙げた後に中央に移籍し、今回が移籍後4戦目だった。通算成績28戦7勝(うち地方26戦7勝、重賞5勝)。
鞍上の
的場文男騎手は93年
ハシルショウグン、97年
コンサートボーイに続きこのレース3勝目。交流GIになってからは97年に続く2勝目。管理する
堀井雅広調教師は交流GI初制覇。
JRA所属馬は交流GIになった97年以降5勝目となった。