1日、福島競馬場で行われた
ラジオNIKKEI賞(3歳、GIII・芝1800m)は、好位追走から3角手前で先頭に立った柴山雄一騎手騎乗の2番人気
ロックドゥカンブ(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)が、14番人気
スクリーンヒーローに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒7(良)。さらに1/2馬身差の3着には4番人気
イクスキューズが入り、1番人気
クランエンブレムは6着に敗れた。
勝った
ロックドゥカンブは、
父Red Ransom、
母Fairy Lights(
その父Fairy King)という血統のニュージーランド産馬。半兄にニュージーランドダービー(新G1)2着のロー
マンチャリオット
Roman Chariot(
父Faltaat)がいる。
今年3月のデビュー戦(阪神・芝1800m)を制し、続く前走の
マカオJCT(500万下、中京・芝2000m)もゴール前で鋭く追い込んで快勝。今回がデビューから3連勝での重賞初制覇となった。通算成績3戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の柴山雄一騎手は、
スプリングドリューで制した
福島牝馬S(GIII)に続く今年の
JRA重賞2勝目で、通算4勝目。管理する
堀宣行調教師も同レースに続く今年の
JRA重賞3勝目で、通算4勝目となった。
なお、勝ち馬の
父Red Ransom(
その父Roberto)産駒は
JRA重賞初勝利。主な産駒にエレクトロキューショニスト
Electrocutionist(ドバイワールドC-首G1)、
アポインテッドデイ(朝日杯フューチュリティS-GI・3着)などがいる。