5日、旭川競馬場で行われた3R・3歳条件未勝利(ダート1000m)に、白毛馬
マルマツライブ(牝3、北海道・楠克美厩舎)が
服部茂史騎手騎乗で出走。単勝2.5倍の1番人気に推され、好位4、5番手追走から直線で外に出すと鋭く伸び、7番人気
ハートオブライトに2.1/2馬身差をつけ完勝した。勝ちタイムは1分03秒6(良)。
勝った
マルマツライブは、
父ライブリーワン、
母トシノフラワー(
その父スラヴィック)という血統。昨年5月にデビューし、これまでに2着1回、3着2回の成績だった。通算成績9戦1勝。ホッカイドウ競馬では初となる白毛馬で、同時に初の勝ち馬となった。
地方競馬で勝利した白毛馬は
ハクホウクン(大井・3勝)、
ホワイトワンダー(上山→宇都宮・2勝)、
ホワイトペガサス(浦和→大井・8勝)に続く4頭目。
JRAでは
ホワイトベッセル(牡3、栗東・安田隆行厩舎)が4月1日に、白毛馬による初勝利を挙げている。
その他、現役の白毛馬には川崎・佐々木吉郷厩舎に所属する
ハクバノデンセツ(牡3)、
ハクバノイデンシ(牝2)兄妹の他、
ホワイトベッセルの全妹で、8日福島5Rの2歳新馬(芝1200m)に出走を予定している
ユキチャン(牝2、美浦・後藤由之厩舎)がいる。
【楠克美調教師のコメント】
「旭川に入ってから、カイ食いもよく、馬体が戻ってきていました。注目度の高い馬でしたので今回、勝てて本当にうれしいです。この後も応援をよろしくお願いいたします」