93年の牝馬クラシック戦線で活躍した
ヤマヒサローレル(牝17)が4月24日、繋養先の白老ファームで死亡していたことがわかった。
同馬は、
父ノーリュート、
母ザフォクシーレディ(
その父フリートウイング)という血統。92年11月に京都競馬場でデビュー。3戦目の新馬戦で初勝利を飾ると、その後も軽快な先行力を武器に活躍し、
アネモネS(OP)、4歳牝馬特別・西(GII)、4歳牝馬特別・東(GII)を快勝した。3番人気で出走した
桜花賞は
ベガの4着、
オークスは逃げたものの8着だった。その後は、脚部不安に悩まされ通算成績12戦4勝(重賞2勝)で引退。95年から静内の高橋修牧場で繁殖牝馬となり、その後、01年にオーストラリアに渡ったのちに帰国。04年から、白老ファームで繋養されていた。今年は4月23日に
アグネスデジタルの牡馬を出産している。