JRAは9日、9月1日の改正競馬法の施行に伴い、来年から一部のレースで払戻金がアップすること(1号給付金)と、100円元返しの消滅(2号給付金)を発表した。
払戻金のアップは、
JRAが指定するレースにおいて、払戻金にレースの売り上げの5%が上乗せされるというもの。対象馬券については検討中で、指定レースは
日本ダービーなどの大レースになるもよう。来年から試験的にレースを選択して導入するという。
また、従来は配当が100円だった馬券については10円が上乗せされることになり、“100円元返し”は消滅することになる。こちらについては来年早々から実施したい意向だが、出走頭数に関わらず全レースにするのかなど、対象レースについては検討中。